導入方法
① AviUtl とは
AviUtl は広く使われているフリーの動画編集ソフトです。元々は AVI ファイルの編集用につくられたソフトですが、幾つかのプラグインを導入することで MP4 ファイルなどの読み込み/書き出しにも対応します。
② AviUtl 用のフォルダ作成 (C:\AviUtl, C:\AviUtl\plugins, C:\AviUtl\script)
それではまず、 AviUtl をインストールするためのフォルダを作成します。
このサイトでは、 C:\ の下にフォルダを作ることをお勧めしています。
C:\ の下に AviUtl フォルダを作成し、さらにその下にpluginsフォルダとscriptフォルダを作成してください。(図参照)
③ AviUtl本体 と 拡張編集 のダウンロード&配置
つづいて、AviUtl本体 と 拡張編集 をダウンロードします。
AviUtlのお部屋から avitul110.zip と exedit92.zip をダウンロードします。
exedit93rc1.zip には不具合があるため、このサイトでは推奨しません。
ダウンロードが完了したらそれぞれ解凍し、 C:\AviUtl\ に配置してください。
④ patch.aul のダウンロード&配置
patch.aul は、 AviUtl のバグを修正し、一部機能の高速化/編集作業の快適化をするプラグインです。
このページから patch_r*.zip をダウンロードしてください。
ZIP ファイルを解凍し、中にある patch.aul というファイルを、 C:\AviUtl\ に移動してください。
なお、このプラグインを使用するためには Visual C++ 2015-2022 再頒布可能パッケージ というものをインストールする必要があります。
このリンクを押してダウンロードした vc_redist.x86.exe を実行してインストールしてください。
⑤ LuaJIT のダウンロード&配置(LuaJIT-Auto-Builds?)
LuaJITは、 AviUtl の「スクリプト」と呼ばれる効果(テキストを動かす、カウンターを表示するなど)を正常に動かすためのものです。
このページから LuaJIT-2.1.*-beta*_Win_x86.zip をダウンロードしてください。
ZIP ファイルを解凍すると、 lua51.dll というファイルがあると思います。そのファイルを、 C:\AviUtl\ に移動してください。
その際、ファイルを上書きするか問う画面が出ますので、上書きを選択してください。
⑥ L-SMASH Works のダウンロード&配置
L-SMASH Works は AviUtl で AVI 以外のファイル (MP4,MP3 など) を読み込むための、必須プラグインです。
このページから L-SMASH-Works_rev*_Mr-Ojii_Mr-Ojii_AviUtl.zip をダウンロードしてください。
ZIP ファイルを解凍し、中にある lwcolor.auc, lwdumper.auf, lwinput.aui, lwmuxer.auf というファイルを、 C:\AviUtl\plugins\ に移動してください。
⑦ InputPipePlugin のダウンロード&配置
InputPipePlugin は先程導入した L-SMASH Works を軽量化し、編集中に AviUtl がエラーを出すことを減らせます。
このページから InputPipePlugin_*.*.zip をダウンロードしてください。
ZIP ファイルを解凍し、中にある InputPipeMain.exe, InputPipePlugin.aui というファイルを、 C:\AviUtl\plugins\ に移動してください。
⑧ かんたんMP4出力 のダウンロード&配置
かんたんMP4出力 は AviUtl で編集した動画を MP4 で出力するために必要なプラグインです。
このページから easymp4.zip (2020-04-23) をダウンロードしてください。
ZIP ファイルを解凍し、中にある easymp4.auo というファイルを、 C:\AviUtl\plugins\ に移動してください。
⑨ スクリプトのダウンロード&配置 (任意)
スクリプトは、ネットで配布されている AviUtl での動画編集で使える効果です。導入しなくても編集はできますが、導入するとより簡単にさまざまな効果をつけることができます。以下にいくつか例を挙げておきますので、必要に応じて導入してください。
1. さつき氏のスクリプト
このページから script_20160828.zip をダウンロードしてください。
ZIP ファイルを解凍し、中にあるファイルを、 C:\AviUtl\script\ に移動してください。
2. ティム氏のスクリプト
このページから必要な効果の ZIP ファイルを DL をクリックしてダウンロードしてください。
ZIP ファイルを解凍し、中にあるファイルを、 C:\AviUtl\script\ に移動してください。
なお、ティム氏のスクリプトを使用するためには Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ というものをインストールする必要があります。
このリンクを押してダウンロードした vcredist_x86.exe を実行してインストールしてください。
3. 93氏のスクリプト
このページから必要な効果の ANM ファイル または ZIP ファイルをクリックしてダウンロードしてください。
ANM ファイルをダウンロードした場合は、直接 C:\AviUtl\script\ に移動してください。
ZIP ファイルをダウンロードした場合は、解凍し、中にあるファイルを、 C:\AviUtl\script\ に移動してください。
⑩ 適宜導入したプラグインが更新されていないか確認する
AviUtl のプラグインは頻繁に更新されています。更新をすることで、不具合の解消や新機能の追加などの恩恵を受けることができます。定期的に更新を確認するようにしましょう。
更新はこのページや、それぞれのプラグインのページを見ることで確認できます。もしくは Plugin Update Checker を導入することで、自動で更新を確認することもできます。
以上で AviUtl のインストールは完了です。おつかれさまでした。